『うんん。嬉しくて…
でも…』


『でも?』

少し意地悪し過ぎたかな?でもこんなに小さな子供みたいに泣く君が
かわいくて…。

『だってあたし、みんなが思ってる程いい子じゃないもんっ…
きっと、こんなあたし
嫌いになるよっ?』

かわい過ぎて
ため息が出ちゃうわ。

『そんな簡単に好きな女、嫌いになれねぇーよ。
ありのままのお前で
居て欲しいんだよ』


『本当に?』

『あぁ。さ、帰るか。』

『うん!』


君はいつもみたいに
笑って俺の手を握った。

『腹減ったなー』

『そういえばお昼ご飯まだだよ!?』

『そうだったか?』


『そうだよ!(笑)』








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