しばらくキスしたあと
少し開いた隙間から
舌が入ってきた。
「ッん…んぁ、やぁッ…」
だんだん激しくなってくるキスに
声が漏れてしまう。
立っているのもつらくなり
優哉の制服をギュッと握っると
そんなあたしに気づいたのか
優哉はあたしの腰を支えてくれた。
「んぁッ…ふぁ…ッん…」
ヤバい…
苦しい。
あたしは優哉の背中を叩いた。
最初は離してくれなかったけど
しばらくして、やっと離してくれた。
「はぁぁ…」
酸素を急いで取り込む。
く…苦しかった…
気づいたら男の子達は居なくて。
あたし達は2人きりだった。