奈緒が叫んだ瞬間


優哉の辺りにいた男子は


ざわめきだした。



そりゃぁ、奈緒みたいな美人さんが


あの優哉に声をかけるんだから


ビックリするよね…







優哉は最初はまた追っかけだと思ったらしく


無視してたけど


あたしが居ると気付いたとたん


あたしの方を向いた。



「ほら。頑張りな!!

あたしはここに居るから。」


奈緒は小さな声であたしに言って


後ろに下がった。




はぁ…


やっぱ言わなきゃダメか…


ってゆうかここまで来たら


止められない…か…