「んッ…」


恥ずかしいのに反応してしまうあたしの体。



首元…


肩…


胸…


優哉の唇や細い指が触れるたびに


漏れる声。



あたしは自然と漏れる声が恥ずかしくて


手で口をふさいだ。



「なんで口ふさぐわけ?」


イラつき気味に言う優哉。



「だって…恥ずかしいもん…」


あたしがそう言うと


優哉は妖しい笑みを浮かべて



「恥ずかしさなんて忘れるくらい

気持ち良くしてやるよ。」



と囁いた。



「…ッ!!」


そんな恥ずかしいこと


さらりと言わないでよ…