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「んッ…」
あたしは目を覚ました。
どれくらい経ったんだろう?
起き上がろうと手を動かそうとした。
でも、動かない。
なにかヒモみたいなもので
縛られてるみたい。
あり得ないし…
あたしは状況を理解しようと
辺りを見回した。
でも、暗くてよく分からない。
それに、寒い…
今日は、いつもより寒い日だったから…
床はコンクリートなのか
かなり冷たい。
…怖いッ
暗いところが苦手なあたしにとって
今の状況は怖い。
それにこの寒さが
あたしをさらに不安にさせる。
優哉…
助けて…
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