*放課後*
「じゃぁ今日の学活は終わり。
起立。姿勢。礼。」
号令と同時にほとんどの生徒が教室から出て行った。
「さーとーしー!!急ごうぜ!美紅ちゃん帰っちゃうぞ」
やべぇ。
ボーっとしててマジで忘れてた。
『あ、あぁ。急ごうぜ』
「おぅ!」
俺らは校門も近くの影でまつことにした。
---なにあの二人??
--------キモくない？ストーカー?
--マジャバイじゃん。。
------早く行こ!!
なんかいろいろ言われてるんだけど・・・。
こいつ気付いてねーのかよ。
「まだこないな。美紅ちゃん。」
･････。気付いてねぇな。
しょうがねぇ。
『なんかさ。俺ら怪しくねぇか??』
「･･･どこが？」
本気でわかってない顔して答えてきた。
『なんていうか･･･。その。
ってか俺らストーカーって言われてんぞ』
「そんなのどうだっていいだろ!!
お前美紅ちゃんの事が気になってんだろ？」
まぁそうだけど･･･。
『でもさ「おっ!美紅ちゃん出てきたぞ!!」
･･････。
