あたしは、歩き出した
そして自然と涙がでた


歩いていると前から車がやってきた
その車は、あたしの近くで止まった

『よ!』

『あ!』

『あ!とわなんだよ』

『・・・・・』

『どーした?』

こんな恥ずかしい顔見られたくない


『わりぃ、この子知り合いだから家まで送ってからいくわ』

『うぃー』


何か悪いなー


『すいません』

『いいよ』

この人こんなに優しかったか?

『なあ?』

『はい』

『何があった?』

『何でもないです』

『強がんな、聞いてやるから』

といい近くの公園へ行った

ベンチにチョコンと座る
姿が可愛くて看取れていた


『なんだよ』

『いえ』

『んで、どーした?』

あたしは、全部話した

『そっかー。俺んとこくる?』

『え?』

『一緒にすむか?』

『いえ、大丈夫です』

『辛くなったらおいで』

『わかった』

何となくこの空間が居心地がいいと思った


公園をでて家へと向かって歩き出した


『あ!名前聞いてなかった』

『そーいえば』

『俺、勝倉修二』

『菊地恵美です』

『恵美かあー、可愛いな』

『どーも』

『あはは』

『あはは、家につきました』

『おう、またな?』

『はい』

修二さんが見えなくなるまで見送った


心臓がドキドキしてて
この気持ちが何なのか
不思議だった
でも、確かだったのは
居心地が良かったって
事ずっと一緒にいたい
って思ったって事


この気持ちなんなのか
分かんないや