『あはは、それわうけるな』

『でしょ、でしょ、しかも顔をバケツに・・・・』

『ん?どーした?』


体育館に向かってる
最中に真奈美の顔が
曇った。さっきまで
あんなに笑顔で話してた
のにあたしわ気になった


『真奈美?』

『・・・・・・・ううん』

『本当に?』

『うん☆』

いつもの真奈美に戻った☆
良かったあ!!


『じゃあやるか』

『うん』



うちらわ着替えて活動を始めた
部活が終わり帰るころにわ真奈美の姿わなかった


『真奈美わー?』

『ああ、体調悪いから先に帰ったよ』

『まぢですか?ありがとうございます』


『築かなかったよ・・・・・』


学校をでてそのまま真奈美ん家に向かった



ぴーんポーン


『・・・・・・・・・』


『・・・・・あれ?』


いないのかと思いあたしわ自分の家へと歩きだした


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


恵美ごめんね
そうあたしわあの時見てしまった

私の本当のお父さんを
もう10年以上会ってない
けど私の直感であれは、
あたしのお父さんだって
思ったからあたしは、体調が悪いからとコーチにいい部活を抜けてその男の人を追いかけた


『あれ?ここどこだ?』


あたしは、思いきって男の人に声をかけた



『あのー・・・・・』

『はい?』

『・・・・・・・あなたわもしかして高橋謙次さんですか?』


『・・・・・はい』

『あたしのお父さんですか?』

『うん、そうだよ』

『お父さん!!ぎゅっ』

『真奈美かい?』

『うん』

『大きくなったな』

『そんな事ないよ』

たわいもない話を
していたら公園に
1人の男の子と母親
らしき女の人がきた
こっちへ近づいて
きた



『こんにちは』


『・・・・・・・』


あたしは、声が出なかった

お父さんは、再婚して二児の父親だったから


『あたし帰りますね』


『待ってくれ!!真奈美』

ガシっ


え・・・・・・

『僕のお姉ちゃん?』

『そうだよ、光樹・・・・真奈美っていうんだ』


『お父さん?』

『この子を引き取って欲しい』

『はい?この子は、お父さん達の・・・・』

『違うんだ、お前の母さんと俺との間の子だ』

『聞いてない、弟わ死んだって・・・・・・・』

『生きてたんだよ』


『光樹?』

『なあに?』

『おうち帰ろっか』

『うん!真奈美姉ちゃん〜』

『ん?』

『僕、アイス食べたい☆』


『帰りよろうね☆』


『うん』


『じゃあさよなら』


あの人は、あたしの
お父さんだった
そして、あたしに逢いに来たのは、光樹をあたしの家に引き取らせるため

最低な親父だと思った

想像してた優しいお父さんとわかなりかけ離れ
すぎててショックだった
けど何より光樹を
育てなくちゃいけない
と思った
光樹わ四歳にしてわ細すぎる位の体だった
『美味しい?』

『うん、美味しいよ』


何故光樹をあたしに引き取ってもらいたかったのか考えた


『ここがお家?』

『そうだよ』

『すげー』


あたしん家わお金だけは、ある
母親が大手企業の秘書だからだ
でも、あたしわ母親がきらいだ


ガチャ


『わー』

『ん?』

『広い☆』

『そうだ!光樹の部屋用意しなきゃね』

『僕の部屋何かあるの?』


『あるよ☆』

『嬉しい!わーい』

『おいで』


ガチャ


『おお』

『変な声!!』

『洋服とかわ?ないの?』

『うん・・・・』

光樹がうつむいたので


『じゃあ・・・・今からかいに行こう♪』

『本当に?』

『うん♪』

可愛いなー


‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

真奈美から連絡がこない・・・
しかも、もう学校休んで10日がたっていた


『さすがに何かあったなー』

『独り言?はは』

『わるい!!』

『別に』

『つめた』

『は?』

『・・・・・・』

『真奈美、最近きてないな』

『・・・・・うん』

『心配だろ?』

『うん』

『家行ったか?』

『ううん』

『落ち込むな』

『わかった』

『はあー』

『・・・・・・』

部活の時間になった
けどやる気がしなく
休んだ
その日、真奈美ん家
に行った


ぴーんポーン


『・・・・・・・』

シーンとしている


『はあー』


ドンっ

『いった!』

『すいません大丈夫ですか?』

『はい、あ!』

『あ!』

『なんでいんの?』

『別に』

『もしかして真奈美の彼氏ってお前?』

『ああ、』

『真奈美も趣味わるっ』

『な!しつれいなやつ』

『はいはい』

『別れてくれって真奈美からメールがきたんだ』

『え?・・・・・』

『心配でさ、俺、真奈美とわ幼なじみなんだ』

『へ〜』

『だから余計に・・・』

『余計に心配だと』

『おう、』

『乗り込むか』

『え?』

『きなっ』

『待てよ、まずくないか?』

『逢いたいんだろ、?』

『うん』

『なら何がなんでも行ってこない』

『お前わ?』

『帰るよ』

『いいのか?』

『うん、真奈美わ違う日に逢いに来るって伝えといて』

『わかった』

『じゃあな』

『おう』


真奈美の彼氏の亮わ真奈美のうちへ入って行った
あたしは、その姿が見えなくなるまで見て家へと歩きだした
何か胸がチクチクする
モヤモヤしてすっきりしない。
苦しくて苦しくてよく分からない気持ちになっていた



『ただいまー』

『おかえり』

『うん』

『あたしは、部屋へと急いだ』

早くベッドに入って寝たかっただけど寝れなくてモヤモヤしたまま


『はあー・・・・なんだよ』


『何がなんだよ何だよ』

後ろを見たら兄貴の春樹が立ていた


『うるせーな!!塚、勝手にはいってくんなし』

『はいはい、今日友達と彼女がうちに泊まるから』

『は?また?』

『毎回毎回うざい』

『はいはい』

『でてけよ』


『はあーい』

バタっ

ドアが閉まり


またため息

『はあー』