『あまり体は強いほうじゃないんだし、無理しては駄目よユリア。』
 
ママが振り返って眉間に皺を寄せて言う。
 
『分かってる!あまり長くは散歩しないから大丈夫。ママは相変わらず心配性なんだから♪』
 
『母1人子1人ですもの!当然心配性にもなるわよ。』