結局お城へ向かう方向はわからず、さらにスープも食べ損ねて踏んだり蹴ったりだった。
ただ、小さな手掛かりは手に入れることができた。私を襲ってきた男。それは白という勢力の男なんだろうこと。そして、私は白と敵対関係である赤という勢力と何らかの関係があるということだ。
そんなわけで間違えて白のお城に行かないように気をつけなければならない。まぁ、間違える以前に森から抜け出せないのだが。
一人になり、またも八方塞がり状態になってしまったので、とにかく人を探すことにした。やはり暗い森の中を一人で歩くのは怖い。何かの間違いで頼りになる人に巡り会えることを願うしかない。
それにしても、今はもう森の深いところに迷い込んでるというのはなんとなくわかる。森の入り口付近はウサギや小鳥など“ちゃんとした”生き物ばかりだったが、今や火の玉のようなトンボやクワガタのような鹿などよくわからない生き物が多い。警戒しながら歩かないと、何が飛び出すかわかったもんじゃない。
ただ、小さな手掛かりは手に入れることができた。私を襲ってきた男。それは白という勢力の男なんだろうこと。そして、私は白と敵対関係である赤という勢力と何らかの関係があるということだ。
そんなわけで間違えて白のお城に行かないように気をつけなければならない。まぁ、間違える以前に森から抜け出せないのだが。
一人になり、またも八方塞がり状態になってしまったので、とにかく人を探すことにした。やはり暗い森の中を一人で歩くのは怖い。何かの間違いで頼りになる人に巡り会えることを願うしかない。
それにしても、今はもう森の深いところに迷い込んでるというのはなんとなくわかる。森の入り口付近はウサギや小鳥など“ちゃんとした”生き物ばかりだったが、今や火の玉のようなトンボやクワガタのような鹿などよくわからない生き物が多い。警戒しながら歩かないと、何が飛び出すかわかったもんじゃない。