「ありがとう。私は有栖川るい。えっと…。」
「僕は道間ハヤト。こっちが白山みづきで、こっちが戸部ねね。」
紹介されたねねは、眠そうな声でよろしく、と言った。
「あ、よろしく。えーと、私、お姉さんに会いたいんだけど…お城ってどう行けばいいの?」
私がみづきにそう聞くと、ハヤトは顔をしかめた。
「お城に行きたい?!今はパーティーの途中なんだからどこかに行く話はよしてくれ。もっとパーティーを楽しんでおくれよ。」
「あ…ごめんなさい。」
そう言ったものの、並べてあるのは何も乗っかってないお皿やカップばかりで何も口にすることが出来ないため、どう楽しめばいいのか迷ってしまった。
すると、すかさずみづきがそれを察知したようだ。
「パーティーつまらないって思ってるでしょ?」
核心をついた言葉についビクッとしたが、みづきは特に気を悪くした様子もなく続けた。
「パーティーを面白くするために…そう、お話ししましょう。何かお話を。」
そう言ってみづきは私の方を見てきた。
「僕は道間ハヤト。こっちが白山みづきで、こっちが戸部ねね。」
紹介されたねねは、眠そうな声でよろしく、と言った。
「あ、よろしく。えーと、私、お姉さんに会いたいんだけど…お城ってどう行けばいいの?」
私がみづきにそう聞くと、ハヤトは顔をしかめた。
「お城に行きたい?!今はパーティーの途中なんだからどこかに行く話はよしてくれ。もっとパーティーを楽しんでおくれよ。」
「あ…ごめんなさい。」
そう言ったものの、並べてあるのは何も乗っかってないお皿やカップばかりで何も口にすることが出来ないため、どう楽しめばいいのか迷ってしまった。
すると、すかさずみづきがそれを察知したようだ。
「パーティーつまらないって思ってるでしょ?」
核心をついた言葉についビクッとしたが、みづきは特に気を悪くした様子もなく続けた。
「パーティーを面白くするために…そう、お話ししましょう。何かお話を。」
そう言ってみづきは私の方を見てきた。