爺「この老いぼれを見てそんなに驚かなくても…のぅ………」

シクシクと口で言って泣きまねをする爺さん


怜「えっと……すみませんって;」


爺「………、そうじゃ!!」


いきなりどうした!!?


爺「おめぇさんと同じくれぇの男を見なかったか?」

怜「?見てないけど」


爺「そぉか……どぉこにいっちまったんだ。」


怜「えっと…誰なんですか?その男って……」


爺「この老いぼれの孫でなぁ…この小屋に来たいゆーとったもんやから、付いてきてやったんじゃが……」


あぁいなくなったわけね……


怜「大丈夫ですよ、すぐ帰ってくるはずです!」


爺「そうかのぅ……ならもう少し待っとるよ。

ところでおめぇさんは何しに来たんじゃ?」


怜「暇つぶしに探険を……時間が余ったもんで……」

時間……?

……!!!!


今何時……

ゲッ!!;
ちょうど集合時間やん!!!!


やばっ……



怜「お爺さん!!!この辺にある洋館知ってる???行き方教えて!!!」


爺「あぁー…そこなら、その方向にまっすぐ行って……………