真さんに

「まだ若いんだからボケたら駄目だよ」

と言われつつ向かった先は宴会場

ここで昼ご飯を食べるらしい


指定された席について暫くすると立派な懐石料理が運ばれてきた


美味そう!!
はやく食べたいな……



まだ合図があるまで食べれないので、
まるで犬がご飯を目の前にして待てをさせられているような状態だ


多分この時のゥチの目は獣が獲物を見つけ狙う時のような爛々とした光を放っていただろう



そして、真さんの
「じゃ食っていいぞ」
の一言を聞くや否やゥチは料理にがっついた。




だからゥチは食べるのに夢中で、周りでカシャカシャと変な音がする事に全く気がつかなかった。