イタイ奴が目の前にいた。
俺はおもぐろに、ケータイを取り出し
間違いなく110を押した。
「目の前に変態が居るんで来て」
「ちょっと、ちょっとぉ!」
目の前の彼女は、慌てたようにケータイを取り上げた。
「すいません、間違えました」
とどう考えても、間違えるわけないのに、そういって電話を切りやがった。
「チッ…」
俺は明後日の方向を向いたまま舌打ちした。
「ちょっと、わたしの親に告げ口とか辞めて下さいな!」
「はっ?」
「だからさっきの電話」
俺は彼女の意味の解らない会話に、再び目が点になった。
おい、話が噛み合わねぇんだけど。
「おい、話の腰折ってわりぃけど、今電話かけたのは“警察”だ」
「ケイサツ?何ですかそれ?」
彼女は真面目に首を傾げた。
俺はおもぐろに、ケータイを取り出し
間違いなく110を押した。
「目の前に変態が居るんで来て」
「ちょっと、ちょっとぉ!」
目の前の彼女は、慌てたようにケータイを取り上げた。
「すいません、間違えました」
とどう考えても、間違えるわけないのに、そういって電話を切りやがった。
「チッ…」
俺は明後日の方向を向いたまま舌打ちした。
「ちょっと、わたしの親に告げ口とか辞めて下さいな!」
「はっ?」
「だからさっきの電話」
俺は彼女の意味の解らない会話に、再び目が点になった。
おい、話が噛み合わねぇんだけど。
「おい、話の腰折ってわりぃけど、今電話かけたのは“警察”だ」
「ケイサツ?何ですかそれ?」
彼女は真面目に首を傾げた。