「もちろん会えるさ。」 その言葉に少女は嬉しそうに笑った。 「ばいばい、うさぎさん。」 「ばいばい、ゆきちゃん。」 青年と別れた少女は母親と乗った車で交通事故に遭い母親を失った。 その後二人が会うのは10年後の話。