「心配かけてごめん…あの、これ和也から。」



新しく買ったギターを彩夏に手渡した。



「前、使ってたやつより安いんだけど。」



「これって…」



「そう、僕と同じのさ♪だって私が欲しいぐらいって言ってただろ?」



「…でも、私にはやっぱり弾けないわ…」