「あたし、修学旅行で優とおんなじ班になって・・・その・・・あたし前優と付き合ってたんだぁ・・・」

「「えぇぇぇ!?」」
あたしと愛加が驚きの声を上げる。

「言ってなくてごめん・・・」

「いいよ、続けて」

「優とは、自然消滅って感じで終わったんだぁ・・・それで、修学旅行前の班活動のときもすごく楽しくて・・・今の彼氏とは、あんまうまくいってないし、実はまだ、優のこときにはしてるんだ。だから、もう一回優に気持ち伝えようかなと思って・・・」

「応援するよ!」

「あたしも!」

瑞希は親友だから、絶対応援しようと思った。

「なら協力するよ!ねぇ、彩?」
愛加があたしにそう聞いた。

「うん。あたしいいこと考えた☆あしたの、午前中はみんなで行動して昼食食べたら、愛加と和也。瑞希と優。あたしは、健となるけど・・・その、2人組みで自由行動しない?そして、告白☆あたし友達の恋には、協力するからさぁ!」
あたしはそういった。

「彩、いいの?」
瑞希がそう聞いた。