それから、中学生らしいイントロクイズをしながらあたしたちを乗せたバスはホテルに着いた。

瑞希、愛加、あたしの3人部屋だった。
瑞希も愛加と仲良くなってきたし、これからどんどん楽しくなりそうと思った。

けど、あたしも瑞希もきずいてなかった。

これが、悪夢の始まりだったなんて・・・

3人は、部屋の置いてあった浴衣を着て夕食へと向かった。

途中、健と和也と優に会った。

男3人も、男用の浴衣を着ていた。

カッコィイ☆

これは誰見ても、かっこいいでしょ。

「おっ、こんなにゆかたがにあってるメンズ見たことないだろ?」
3人がポーズをとってそう言う。

「そりゃあ、浴衣がいいからだし!それより、かわいくない?あたしたちの浴衣姿?鼻血なんて出さないでよぉ」
負けずとあたしたちもポーズをとった。

「豚にも真珠だなっ!」
男3人はそう言って走り出した。

「はぁ!?」
そう言ってあたしたちも走り出した。