こういうときに限って、あたしと健の意見っておんなじなんだよね。

そんなことを思った。

計画が決まったところで、みんなは家にかえることにした。

家が近い健と和也はあたしの家に残ってあたしの手伝いをすることなった。

っていうか、あたしがそう決めた。

愛加は、和也に最後まで手を振りながら帰っていった。


家に残った3人と、あたしのお母さんで明日の準備をしていた。

あたしのお母さんは、男の健と和也がいるというのに
「彩~ピンクのブラとチェックのブラどっちがいい~?」

そう言って大声を張り上げてた。

「もう~恥ずかしいからやめて!」

「ゴメンゴメン!」