そう言ってあたしと綾乃は笑った。

「あたし、綾乃のこと応援してるから!」

「ありがと!」

そう言って、あたしは部室へと向かった。

1年のころ、同じクラスだった綾乃はにぎやかで軽そうだけど和也のことを素直で好きでいる。

アピりすぎの愛加に比べて、あたしは断然綾乃のほうを応援する。

なんてゆうか・・・よくわかんないけど愛加の好きは本当の好きつてこととちがうようなきがするんだ・・・


それから、修学旅行の班で給食を食べたり掃除をしたりして過ごした。

その間も、愛加は和也にアピってばっかりで和也もかわいそうだなぁって思った。

けど、誰にでも優しい和也はそれでも普通に愛加と接していた。