二人の言い争いは続いて、いいところで先生が起きた。

「ケンカするんなら、先生が班を決めるぞ。それでもいいのか!」

その言葉に、綾乃はおさまった。

「お前らも、ひとり女子が入らないといけないから黒田でいいだろ?」

「・・・はい・・・」

そう言われあたしたちはうなずくしかなかった。


HRが終わったあと、あたしは綾乃のところにいった。

「綾乃」

「彩、正直言って嫌じゃない?黒田って」

「まぁ、和也狙いでうちの班来たのばればれですけど!みたいなぁ」

「だよね!」