健だった・・・

健はあたしの通学バックを持って立っていた。

健はあたしにきずくなり、頭を下げた。

「昨日はゴメン・・・言い過ぎた」

「いいよ・・・」


「これおまえが忘れて帰ったから、持ってきた」

「ありがと・・・」
そう言ってあたしは玄関に入ろうとした。

「おせっかいって思うかも知んないけど、俺、おまえがいなくなったて聞いて心配した・・・」
いつも笑ってる健が、真剣な顔をしてそう言った。