「俺も、お前の幼なじみだったら良かったのになぁ・・・」

「えぇ?何言ってんの?」

「だってさぁ、そしたらお前とあいつらみたいに一緒にいれるからさぁ」

「あたしは、健二とは幼なじみよりか今みたいな関係のほうがいいよ!」

「まぁそうだな」

「そうだよ!だって、和也はモテ男のくせに女に興味ないとか言ってあたしの言葉かにするし、健はジュース飲むときにはいっつもストローでぶくぶくするし。けんじといち文字しか違わないのに大違いだよ!」

「俺と大違いかぁ」
そう言って、健二は笑った。

「なら、俺が健みたいにぶくぶくしたらお前も俺のこと嫌いになる?」

「健二もそんなことするの?」

「しねぇーよ!」
そう言ってあたしたちは笑った。