「私に銃口を向けるか。そうすれば、自分の国の平和はなくなるのは分かっているだろう?」



リバー司令官の冷笑にライルは怒りに震えた。



そして、ライルにゆっくりと向けられた銃口。



「君達をこの国に招いたのは罠だよ。君達さえいなくなれば、あの国の戦力は落ちるからね。」



司令官の醜い心にライルは憎しみや怒りを越えた何かが芽生えた。



「サヨナラだ。ライル・F・クロード!」



リバー司令官は冷酷な笑みのまま引き金を引いた。