「ん?」

俺が目を覚ましたのは救急車の中だった。

「シャイン君!」

ユカリご自慢のウェーブヘアは乱れ、

ドレスは砂埃で汚れていた。

「俺…撃たれたのか?」

「バカ!こけて気絶してただけだ。

ったく、ユカリに心配かけて。

痛みに弱いヤツはコレだから困る。」