結局、お茶も飲まずに帰ってしまった絵莉ちゃん。



エイトと上手くいってないことで、



どんどん追い詰められていかなきゃいいけど。



あたしは泣き始めた嶺雅を抱っこして、



手を振り、絵莉ちゃんを見送った。



エイトが絵莉ちゃんをどう思っているのか……。



エイトと絵莉ちゃん。



てっきり仲良く付き合ってるものだと思っていたあたし。



さっきの複雑そうな顔をした絵莉ちゃんの様子が、



なんだか気になって、しばらくの間、頭から離れなかった。



エイトから久々にメールが来たのは、



その日の夜のことだった。