「早いね。十座くん」

「ん。あ,衣苺」

マネージャーの衣苺。
同い年で,野球部で唯一,気軽に話ができる存在。


「おす!神城。来てたのか」

衣苺と話ながら,着替え,スニーカーからスパイクに履き替えていると,後ろから,主将・聖名が現れた。