それにしても結局分からなかったわ。何だろう、薫なんて名前の知り合いいたっけ?



とにかくこの店にナイトがいる事は分かったわ♪



また来なくちゃね。



席を立つと奥の鉄板へ。となりにはレジがある。



どうやらこの店にいるのは薫だけらしい。ほかの店員は見当たらなかった。



薫はレジの前に立って、瑠璃は会計を済ませた。



それにしてもレジ打ってるとこまでほんとカッコいいわぁ。



「あの!とても美味しかったです。また来ますね」



にっこりと笑いながら言った。