朝、日差しが気持ちいいから大好きだ。
昼、みんなと給食を食べながら恋話とか、あたしはさすがに乗れないけどね。大河が目の前だし、・・・・ぅんぅん。
夜、課題をやって、明日の事を考えながら、おやすみなさい。

「あーれ、学校だーれもいない・・・・・ぁれ」


校門前、誰もいない。
生徒指導の先生も、朝練の風景もない。


「あれれれ・・・・・・」


しばらくまってみる。


「おっ!紗絢じゃん♪」


「なーんだ、大河か♪おはー♪昨日はありがとねっ」


「おう」


「・・・てかね、?さっきからここにおるんだけど、・・・・校門あいてなくてね」

「開けりゃあいいやん♪馬鹿紗絢っっ」