机上の空論 広がる世界
ヒトは細胞 細胞は分子
言葉は軌跡 数字は宝石
音楽は祈り 力学は摂理
既に決められた文章は
上手く世界を創造していて
頑なに ひたすらに
僕の身体を押しつける
それほどまで硬い
そのくせ
土台には成り得ないんだ
暗記して安心して
僕を試す誰かが居て
ときどき僕も誰かを試して
何を試すの? 何を示すの?
世界の成分 生命の仕組み
本当はさ そんなもん
誰一人わかっちゃいないのに
……答が欲しいよ
ノートに記した君の名前
広がる世界が次のページへ、
捲ったページには
いつか終わりが来るだろう
それでも
捲るのは 記すのは
続きが欲しいと願うのは
広がる世界を望むのは
他の誰でもない僕だから
誰も居ない図書館には
暖かい日が射し込んでる
罫線沿いに広がる世界は
泣きたいくらいに広い
【どこまでも、ゆける】
どっちに転んでも、
明日は来るから。
来てしまうから。
来てくれるから。
来るもんは
しょーがないべ(・ω・)ノ
相楽でした。