がちゃと、大きな音をたててりゅうは入って行く。




俺も、その後につづく。








すると、りゅうは小さな鞄を振り回していた・・・・。








「りゅ・・・りゅう、どうした?」





なにをそんなに興奮してるんだ?









「あのね!出てこない!」





そう言いながら、鞄に手を突っ込んで、「う~」なんて唸りながら



また鞄を振り回しはじめた。








「ちょっと待て、りゅう、貸してみろ、出してやるから」







「ホント!!」






キラキラした瞳でりゅうは見つめてくる。




ま~ぶしいなぁ・・・