「あのね、唯斗、オレ、じゃま?」





「へ?」






俯いてグルグル考えていた俺の耳に聞こえてきたのは、不安そうな声







「りゅう?」





「唯斗、オレイヤ?」






なっ・・・なんでそんなコトになってんだ?





俺、なんか変なコト言ったか!?






こんな小さい子に・・・・







その間にも、りゅうの目はウルウル・・・







「りゅう、りゅう?」




そっと、顔を覗き込む





そこには、必死に泣くのを堪えているりゅうがいた。