「許せない」


超能力をこんな使い方して……

私は後のことも考えずに飛び出していた



「いい加減にしろよ
こんなにボロボロになるまで超能力を使って












最低ね」



辺りはいきなりの私の登場に驚いたのか静かになる
でも私にはそんな事関係ない超能力がなくなり落ちてきた男の子を抱きながら私は奴らを睨む




「あなた誰?」



無駄に綺麗な女の子が私に問いかける



「私は今日転入してきた神崎 空」



「ねぇこの状況みてわかんない?」



「わかりたくもないんですけど」



「クスクス…あなたこの学園に来たこと後悔することになるわよ?」



「自分よりも力が下なだけで貶すあなた達に背いたことだけでイジメる気ですか?
………どうぞ私はいつでも受けてたって見せます」



そう言って私は男の子を抱いてその場をあとにした





「クスクス…神崎 空さん?
あなたがこの学園に居たくなくなるようにしてあげる…」