なんで






なんで!?






なんで龍也がいるの?









私は震える体を抑えながら教室へと向かった













ガタッ










早足で自分の机に向かう






やけに机との距離が長く感じられて










とにかく今は本部に







早く








早く








バックを掴んでまた教室を出ようとした





















?「空」









……でも









それは叶うことはなくて










目の前に立つ人物を見つめる










「………………龍也」