?「そう…空やっぱり学園に入ったんだね」



?「はい」





ろうそく一本しかない部屋に
17歳くらいの少年とその部下であろう中年の男がいる





?「なんでまた学園なんか……俺でさえ空は読めない」



?「学園では全てをふせ神崎 空と言う名前で通っているもようです」



?「ふーん」









コンコン







?「入っていいよ」













ガチャッ








?「失礼します
報告に参りました」




ドアが開く音とともに少年と同い年くらいであろう男が入ってきた





?「何?」





?「天宮 空がQクラスに入りました」






?「「「………」」」











?「はぁーー
やっぱり俺には空の考えは理解できない」




?「「私(俺)もです」」




?「…もういいや
龍也」




少年は先ほど入ってきた少年を呼ぶ





龍「はい」




?「龍也行ってきて学園に」





龍也は目を少し見開くとすぐに無表情になり




龍「仰せのままに」





闇へと姿を消した





?「さあ空?
昔のお友達が君の前に現れる
どんな反応するんだろうね?」




少年は怪しく笑うとろうそくは力つきたように光を失った