…………………












え?









「へ?
………………あっあの!!私、特待生でここに入った上に力が瞬間移動だけですよ!?
家柄ってだけでも無理なのに」



理「確かにこの学園で君のように普通の生活をしてきた子は後にも先にも君1人だろうけど
そんな家柄でQクラスを決めたら生徒全員が入ってしまう」




簡単に言えば全生徒がベラボーに金持ちなのね




まぁ
教室も自動ドアで1つの机に新商品のパソコン一台
寮も超高級ホテルのようで入り口は回転ドア
その上1人一部屋
その他諸々




そんなところに当たり前のように住めるんだからね;



私も天宮家の令嬢として普通に暮らしちゃってるけど……………




今更だけどここ学校?





理「でね?
君は戦いも強いし力も僕達が思った以上に使いこなせてる」



「…でもそれでQクラスに入るなんて…」



理「Qクラスは戦闘の時にしか使えない力を持った子達ばかりで瞬間移動の力を持ってる子が龍崎君しかいないんだ」




「だったら龍崎先輩でいいんじゃ」




私が言い終わる前に理事長は首を横に振った



理「龍崎君はほかの任務に行ってるときがあるしそれに彼は潔癖症な上に他人と関わろうとしないんだ
戦闘時での移動は早ければ早いほどいい
だから君に入ってほしいんだ」








完璧すぎて言い返す事ができない








「………ふぅ
わかりました。」



理「ありがとう」




私は理事長にQクラスの事を聞いたあと理事長を後にした




理事長に教えてもらったときの言葉が頭からはなれない






《任務は学園から出された問題を解決していくんだ。
それは持ってる力が強くなればなる程大きな任務を任される。》





任務……………


きっと本部での任務よか楽だろうけど





所詮外見は違えど中身は本部と一緒か