「祐未・・・。パパにそんな口聞いちゃ駄目よ?」
「はぁ?なにいってんの?
娘の本音も少しは聞いたらどうなの?
それとも娘とか思ってないわけ??
小さい頃からほったらかしにしてさぁ。
雅人もどんだけ我慢してたと思う?
あたしら子供のこともちゃんと考えてよ!!!
仕事ばっかじゃなくて子供とちゃんと話してよっ!!
・・・・雅人も何かないの?」
ながながとあたしは叫んだ。
おかげで喉が枯れた。
あたしは叫びつかれへばってると雅人も話しだした。
「父さんと母さん。
姉ちゃん、こんな叫ぶことなんて滅多につか全然叫ばない姉ちゃんが叫んだんだぜ??
それほど感情がおさえきれなくなったって訳だよ。
ちゃんと。家族のこと考えろよ・・・。
ちゃんと子供のこと分かれよ・・・。」
雅人も言いたいことあったんだ。
これであんのバカ親たちに届くといいなぁ・・・。
「なにいってんだ・・・。
父さんたちはいつもお前らを思って仕事してきただろ?
お前らのために!!」