「や――…。」







「『や』?『や』じゃないでしょ?」

















―――――やだよ




だっていつもの青夢ぢゃないんだもん。






いつの間にか関西弁じゃなくなってるし―…、

酔ってるからなのかもしれない


青夢はこんなことしない




あたしを"全力で守ってくれる人"―…。




青夢どうしたの――…?




本当に酔ってる――?















気づいたらあたしは泣いてた





涙が頬に伝ってた





「―――――っ」




あたしは青夢から顔を背けた