胸の奥のあたしの脈は




運動後よりも




早くて




絶対青夢に聞こえてる。






「襲っていい――?」















あたしは硬直してしまって返事なんて出来ない


っていうか


返事なんて訊く暇もなく

また熱いキスが始まる


片手であたしの両手を抑える




「はっ―――、あっ、ん」






あたしの変な声が



カラオケboxに響く



「夕美すんげぇ、可愛いんだけど。」



もう一方の片手であたしのYシャツのボタンを馴れ馴れしい手付きで外してく