「そんなんぢゃ、他の奴にも襲われるで…?」



「嫌だ――…。」







「夕美可愛い」

青夢は腕で自分の顔を隠して笑った





カラオケboxには



二人の声と



みんなの寝息だけが



響いた





「その顔俺以外に見せんなよ?」





あたしは恥ずかしくて


顔が真っ赤になった



「青夢のば――っ




『青夢のばか』というはずが、青夢に阻止された


唇をまた重ねて――…。



ソファーにあたしを押し倒す青夢。




この態勢やばいのでは―…?





あたしを跨ぐ青夢。





青夢はニヤっと笑いながら呟く


「ほら、そんなんじゃ隙ありありだって。」







心臓が





爆発しそう