「どうしたん?」


青夢は大きく深呼吸してあたしに言った


「だ、誰かがキ、キスしてた」


「はぁあ―…?キス?」


「う、うん。」

「だから何だってんだよ?」



ええぇ―



「え、もしかして夕美ちゃんって―…ファーストキスま―…」



わあああぁあぁっ―!!




「うるさい!!」



あたしは両手で青夢の口を塞いだ





青夢はにやっと笑った





それであたしの耳元で―


爆弾発言をした。




「じゃあ、俺が夕美ちゃんのファーストキス盗んであげる♪」



吐息と爆弾発言が混じってあたしの耳は熱くなった




え、今何て…?