「夕美連れてきたとき、今度こそはとられると思った」



―――夕美

特別な存在だけど・・・


薪のほうが大切だ。



「今薪が好きなんだからいいぢゃん」





薪はこくんっと頷いた






「大好き」






"女"ってどうして
"恋"をすると可愛くなるのだろう――…?







「俺も。」








二人っきりの教室





二人だけの甘い言葉






俺っていつから薪が好きだったんだろ―…。







いつしか目で追いかけてたんだ


薪が居ないといつも気になってた









好きなんだ、薪のこと


この気持ち



君に届け