「もうこんな事しちゃダメだからね」

「多分もうしない、…と思う」

「思うって…」

「だって準備体操しなきゃ、溺れちゃうじゃないかっ」

「そうなんだけどねー
俺達も準備体操もっと呼びかけしなきゃな」

「おう、頑張れ!」

「調子に乗るな!」ベシッ

清香の力強いツッコミがアタシの肩を直撃した。

「…痛いっス」

清香は無駄に力が強くて、ツッコミが痛い。しかもよく叩くから、アタシの体はアザだかけになりそうだ。

それを避けようと思って、反射神経が良くなった。

「清香パワーだな」

「なに意味分かんない事言ってんの」

「アイム ソーリー」

「慣れない事言わない方がいいよ?」

「酷い(笑。アタシはソーリーも言えないのか」

「でもイキ、テストの点、にじゅう…」

「あー、あー」

愛美が言おうとした事に耳を塞ぐ

「にじゅ…」

「あー、あー」

「に…」

「あー、あー」