「…まぁ、とりあえず
今から楽しもうかっ」

「海ぃ」

「いや、その前にこの相合い傘を…」
「まだ言うか」



「みんな、海の中では、クラゲに気を付けてね」

「安心したまえ、アタシはシールドを張れるからクラゲなんて…」
「ならウチの蹴りもシールドで守れるよね?」

「スイマセンデシタ清香サン。だから短い足で私を蹴ろうとしないでください」

「あれ?なんか余計な一言が」

「気のせいだ」

「気のせいなんだ?」

「ああそうだ!」

「その自信はどこから来るんのか、ウチに教えて」

「フッ、心の内から溢れ出すんだよ」

「ダメだ、救いようのないバカだ(笑」

「まぁ酷い!間宮さん聞きました今のっ」

「フフッ二人見てると面白い。ね、愛美」

「うん、漫才みたい」

「言っとくがいつもその漫才に間宮も愛美も入ってるんだからな」

「ならいつもムービー撮っとかんとねっ」

「それ恥ずかしい…っ」

「愛美照れてる(笑
可愛いぞコラ、盗撮するぞ」

「イキそれ犯罪だよっ」

「とうとう犯罪に手を染めるか」

「冗談で流してください」