ベッドのシーツへと潜り込み ギュッと目を閉じた。 龍也さん…。 元気そうでよかった。 本当によかった。 私……昨日………一樹さんと……。 迎えに来てくれたのにごめんなさい…。 本当は…会いたい……。 今すぐ龍也さんに…会いたい……。 でも私…。 あなたに合わせる顔がないんだよ…。 どんな顔して会えばいいのか…。 わからないの…。 その時…。 強引にドアを開く音がした。