目が覚めると辺りは明るくなっていて
重たい身体を起こして辺りを見回した。


あれからの事はほとんど覚えてない…。
頭がズキズキと痛む中
ふと外での話し声が気になり耳をすました。


「……………龍也…さん?」


あの…低いハスキーな声は…。
龍也さんに間違いないっ!


龍也さんが……帰って来た……。
私を……迎えに…来てくれた……?