「龍也が居なくなってからは、美月が管理してるよ」


「………そう…だったんだ…」


「だから…アイツが戻って来る理由がない。結衣……俺じゃ…ダメか?」


「……何…言ってるんですか…。私が好きなのは…龍也さんだけ………きゃっ?!」


近付く一樹さんから逃れようと
一歩一歩後ろへと後退りするも
腕を掴まれベッドへと倒された。


「…や…やめて下さい…」


「この五ヶ月…少しは俺の方見てくれると思ったけど……全く見てくれないから……」


ギシッとベッドが軋む音がすると同時に
一樹さんが私へと跨がる。