ごめんな…。 今はまだ…言えねぇんだ。 俺はお前を守りたい。 今はこんな守り方しか出来ねぇけど…。 後でちゃんと話すからな。 それまで…待ってて欲しい…。 傷付けて…ごめんな。 「明日、一樹のとこへ行くから午前中は留守番頼むな」 「うん。わかった。適当に掃除でもしてるよ。普段あんまりしてないから」 笑いながら話す結衣。 明日…家見て来るな。 いつまでもこの屋敷へ 居させる訳にはいかねぇからな。