「見て見て。久し振りに豪華な物作ったんだよ。お魚料理中心だけど。沢山食べてね」


リビングへ入るなり
満面の笑顔でペラペラと話しをする結衣。


お前は……何かある時はいつも
…満面の笑顔で言葉数が増えるのな…。


「さっきの人は?一応三人分用意しておいたんだけど…。食べないのかな?」


「……どうだろな。腹減ったら来んだろ」


「…そうだよね。ねぇねぇ、早く食べて。感想聞かせてよ」


椅子へ腰をかけると
じっと俺を見つめる結衣。