「…龍也さん。私…本当にここに居てもいいの?もう…働かないのに…」 「あ?お前…働きたいの?」 「ち、違うよっ。そういう意味じゃなくて…今まで…働く中で居候させて貰ってたから…」 まあ…お前の考えは大体わかるけどな。 気を使ってんだろ…。 申し訳なさそうな顔して。 俺はな…お前が遊女を辞めた事 内心ほっとしてるんだ。 あんな仕事…。 二度として欲しくねぇよ。 経営者の俺が言うなってな…。